【完全保存版】カナダ留学 1年間 実際にかかった全費用
カナダは聞き取りやすいきれいな発音で英語を話す人が多いといわれています。これから留学したい,訛りの少ない英語を身につけたいと思っている人は,留学先としてとてもオススメです。
しかし,カナダ留学を実現するためには「費用」は避けて通れません。
そこで公認会計士試験に合格しているお金のプロが,留学に関するお金を徹底分析します!!
ネット情報は概算すぎる!
留学したことない人にとって、留学費用はイメージしにくく,インターネットで検索してみても,1年間で300万円~500万円など幅が大きすぎて参考にならないという場合も多いです。(人によって留学プランが異なるということと、実際の金額だと分類して計算するのに骨が折れるので、気持ちはわかります。)
でも、概算額だと不安ですよね。私も留学前に調べましたが、細かく実際の金額を載せているネット情報は皆無でした。
そこで、この記事では1年のカナダ留学の、授業料、滞在費、航空券、海外保険など項目別に分けましたので、留学費用について具体的なイメージをつかんでいきましょう。
日本で貯金を貯めるなどカナダ留学の実現に向けて、前進できるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
カナダ留学1年間 全体の金額
まず全体の金額からいきます。
私の留学は1年間で、約450万円かかりました。
カナダ留学の期間は2018年12月27日~2019年12月11日の約1年間(バンクーバー滞在)です。たまに旅行も行ってますが、それは留学とは別と考えて、今回は抜きにしています。
カナダドルで支払ったものに関しても、感覚がつかみやすいように、最終的に円表示してます。
【参考】計算過程については、実際にかかった金額が円で分かるものについては実際の金額を使用し、正確にわからないものは1ドルあたり85円で計算しました。これにより、為替レートの影響で多少の誤差が出てると思います。ご了承ください。
以下に、詳しく内訳書いていきますね。
学費 約200万円
語学学校(35週間)14,876ドル
現地大学(16週間) 7,051ドル
語学学校入学金 150ドル
現地大学願書申請費 160ドル
合計 22,237ドル
私の場合、留学して3ヵ月目あたりで、英語のみをずっと勉強することがつらくなったので、途中でカナダの大学で勉強する体験ができるプログラムに申し込みました。
【備考】現在2019年12月は1ドルあたり約83円と安いんですが、私が留学の申し込みをした2018年9月は1ドルあたり89円と、カナダドルのレートが高かったこともあり、かなり学費がかさんでいます。
教材費 約4.5万円
語学学校 420ドル(1冊60ドル×7)
大学教材 95ドル
合計 515ドル
教材は現地で購入でした。また私が通っていた語学学校では、レベルが変わるごとに新しい教科書を使うので、ここは人によって変わってきます。(ちなみに私はかなり多い方です。)
航空券 約20万円
行き 137,250円 (12/27発)
帰り 58,407円 (2/21発)
合計 195,657円
行きは年末をカナダで過ごしてみたいという気持ちから、年末前という飛行機の金額が高い時期にしてしまいました。帰りはその反省も踏まえて、2月の安い時期の飛行機にしました。
行きも帰りも航空券が安い時期を狙えば、10万円~15万円まで抑えられるはずです。
【備考】1月~2月はアメリカとヨーロッパを旅行していますが、今回のカナダ留学費用には含んでいません。
ビザ関連費用 約5.3万円
就学ビザ申請料 150ドル
ビザ申請代行料 4万円
合計 52,750円
【参考】私自身は、2018年に留学しているのでやっていないのですが、これから留学をする方、留学を検討している方は、2019年度から導入された個人識別情報登録 85ドル(バイオメトリクス認証)が追加でかかります。
海外保険料 約26万円
AIG保険 260,440円
2018/12/27~2019/12/26までの1年間で死亡保障などの金額が低い代わりに、保険料が安めのプランです。AIG保険の8P3タイプってやつです。
エージェント関連費用 約16.5万円
送迎費 9,500円
送金手数料 4,100円
国際宅急便代 8,000円
トータルサポート 145,000円
エージェント費用 166,600円
海外留学に関して何も知識がなくて、英語も全然できなかったので、留学エージェントを使うことにしました。
【備考】送迎費は、空港 → 現地エージェントオフィス → ホームステイ先 へ車で送ってもらう代金です。送金手数料と国際宅急便代は、現地エージェントオフィスや語学学校などへお金や書類を送るための費用です。トータルサポートというのが、主なエージェント費用で、エージェントの儲けになります。
滞在費(家賃) 約100万円
ホームステイ 3,753ドル (12週間3,548ドル + ホームステイ手配料205ドル)
シェアハウス 4,140ドル (690ドル×6ヵ月間)
一人暮らし 3,600ドル (900ドル×4ヵ月間)
合計 11,493ドル
カナダでは滞在方法として大きく分けて、ホームステイ、シェアハウス、一人暮らしが候補になると思いますが、全部体験できたので、その実際の金額を載せています。
食料品、スーパー 約17万円
スーパー 合計 2006.68 ドル
ホームステイでは1日3食ついてたので、ホームステイが終わってからの約9ヵ月間の食費(自炊)と思ってもらうといいです。
スーパーマーケットで会計した金額を集計したものになりますので、食材以外にも、調味料やお菓子、紅茶のティーパック等の娯楽費も一部含まれます。
外食費 約15万円
外食代 合計 1733.4ドル
友達とごはんに行った時の外食代、レストランでかかった食費です。
語学学校の授業だけではなく、放課後友人と遊びに行って英語で会話することも、英語力を上げるためには欠かせないので、外食費もそれなりにかかってきます。
それでもお酒はあんまり飲まなかったので、日本にいた時よりの飲み会代より全然安い
カフェ 約6万円
カフェ代 合計 690.83ドル
タピオカが大好きなので、半分以上はタピオカ代ですね。
雑貨 約14.5万円
雑貨代 合計 1717.4ドル
薬局、無印良品、日本でいう100円均一ショップでの会計の合計金額です。
この中には、主にシャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュ、保湿クリーム、化粧落とし、洗濯用洗剤、柔軟剤、文房具、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、一人暮らしの際に購入した食器や小物類、掃除用具などが含まれます。
基本的には生活必需品ですが、スーパーの時と同様に、たまにお菓子とかも入ってます。
交通費 約7.5万円
交通費 合計 894ドル
ホームステイ時は語学学校から離れたところに住んでいたので、定期券128ドル×3ヵ月分=384ドルかかっています。
シェアハウスはダウンタウンで徒歩で語学学校まで行ってたので、たまに電車やバスに乗るときだけ交通費がかかってました。差額で6ヵ月で約306ドルですね。
一人暮らしの時は、大学に通ってたのですが、学割で安く買うことができ、定期券51ドル×4ヵ月=204ドルでした。
服、カバン 約6.5万円
洋服等 合計 785.38ドル
雨用のコートとブーツ(バンクーバーはレインクーバーと呼ばれることもあり、雨が多く降る時期があります)を購入したのと、夏服を一切持って行かなかったので、Tシャツや薄手のセーターなどを買い足しました。
アウトレットで遊びに行く時用のカバン128ドルで買いました。
コンタクトレンズ代 約4.5万円
無色のコンタクトレンズ 272.3ドル
カラーコンタクトレンズ 21,629円
コンタクトレンズ 合計 44,774.5円
日本で買ったカラコンと、現地で購入した無色のものの合計です。
通信費 約3.5万円
SIMカード本体料金 11.20ドル
ケータイ通信費 389.76ドル(月額32.48ドル×12ヶ月)
通信費 合計 400.96ドル
TELUSという大手の携帯会社のSIMを使っていました。
カナダの国内電話とショートメール(電話番号を使用するSMS)が使い放題。バンクーバーはWIFIスポットもかなり多いので,0GBでWIFIのあるところで使ってました。
その他 約4万円
その他 合計 460.71ドル
金額が大きいところでいうと、英語の勉強のためにNetflix契約したので 9.99ドル×10か月分=99.9ドル、カナダの銀行のデビットカードで決済する回数多いとかかる手数料146.25ドル(正直こんな料金かかってるの知らなかった)です。
あとは、クレジットカードやデビットカードの明細から調べても使用用途がわからなかったもの、図書館でのコピー代、家族に手紙送った時の送料などが含まれています。
まとめ
今回は、実際にかかった留学費用ということで、金額をまとめてみましたが、いかがでしたか?
私の個人的な感想としては、「節約できるところたくさんある!!」です。
当時の私が無知だったのもありますが、ここ節約できるよとか、具体的な方法はこれだよって誰も教えてくれないから失ったお金がたくさんあります。
次回の記事で、今の私ならこうやって留学費用を抑えるっていう節約法と、実際の留学でかかった費用といくら変わるのか見ていきたいと思います。
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